鳩山由紀夫氏のニュースである。
《鳩山元首相、中国での邦人男児刺殺に「動機など分からず忸怩たる思い」「事件の全容解明と安全対策を」》
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff6e55a750c522ba29f980441554d7f337484a04
忸怩(じくじ)?
『広辞苑』には「恥じ入るさま」とある。これだけではちょいと解んねえな。だから『日本国語大辞典』を調べてみた。「自分の行いなどについて、自分で恥ずかしく思うさま」。あんまり変わらないか。
じゃあ『漢辞海』を確認する。「忸」は「はじる」とあり、そこに「忸怩」もあって①きまりが悪くて恥ずかしいさま。②ぐずぐずするさま。「怩」も「はじる」ということで「忸怩」は「恥じる恥じる」ということかいな。
つまり、鳩山氏は「動機などが分からず、鳩山自身が恥ずかしくて恥ずかし~と思っている」と言っている。なんでそこまでアンタが自分の行動を恥じる必要があるのか?
あ!
そうか、あれか。
《中国大使の「日本の民衆が火の中に」発言に鳩山元首相「基本的に同意する」》
https://www.sankei.com/article/20240521-46IYWPVPPBLHTIWKZLOYJ5NEYA/
5月20日に、支那大使に呼ばれて、このオッサン、大使館までのこのこと出かけて行ったんだった。記事を引く。
《中国の呉江浩駐日大使が、日本が「台湾独立」や「中国分裂」に加担すれば「民衆が火の中に連れ込まれることになる」と発言した20日の座談会に出席していた鳩山由紀夫元首相が、「基本的に同意する」と述べていた》
友愛お花畑のオッサン、支那人の言った「民衆が火の中に連れ込まれることになる」に同意しちまったんだよね。
おい、友愛花畑!深圳で少年が殺されたのは、まさにこの言動の延長にあるぞ。テメエ、10歳の少年を火の中に突き落とすことを「了」としたんだぞ。そんなもの「忸怩」程度で許されると思っているのか!空想の慰安婦像の前で土下座したくらいだから、もっと責任を取れよ。ジイサンやオヤジから相続した莫大な資産を差し出すくらいの反省をしてほしいものだ。
《谷原章介「すごく違和感」日本人男児刺殺めぐる中国外務省の対応に私見識者は「いつもの中国」》
https://news.yahoo.co.jp/articles/271418ea3083b0f885340e893af51295ce631e66
フジテレビ系「めざまし8」で、同局の解説委員が、「事件のベースにあるものは、反日だったり、外国を排除する、『中国が一番』みたいな感情」と言っている。まさにそうだろう。それに火を点けたのが支那大使の「火の中発言」であり、油を注いだのは友愛花畑の「火の中同意」だった。
バカの話はもういい。
それよりも亡くなられた10歳の少年のことを考えよう。まさに可愛い盛り。親御さんのご心痛如何ばかりであろうか。
自分の10歳の頃の写真を引っ張り出してきて、10歳というのはどんな感覚だったろう・・・と思い返している。
小学校4年生、38人の級友と並んでの記念撮影写真があった。ううむ、思い出してきた。そうか、先日久しぶりに酒を酌み交わした同級生。何十年ぶりかに地元に帰ってきたことを祝した。ワシャは同じ町内の小中の同窓生だと思っていたのだが、ああ、10歳の時のクラスメイトだったのか。
この頃、『宇宙の神秘』という本がお気に入りで何度も何度も繰り返して読んでいた。そのせいで、4年松組のメンバーで「天体クラブ」というのを立ち上げた。先日宴をともにした男もクラブ員だったことを思い出した。
サイクリングにも行ったなぁ。クラスメイト数人で自転車を走らせた。その頃は先生が恐かったのでワシャたちは校区外に出ることができずに、校区の端っこの用水沿いに到着し「やったぁー!」とか歓声を上げて、そこで遊んで満足して帰ってきたものだ。
その頃から現在まで何十年の歳月、いろいろなことがあった。だが深圳で命を失った彼は9月18日以降の人生を強制的に奪われてしまった。10歳の彼に何の罪もないのに。