昨日、地域の神社の月並祭があって、その準備で早朝から駆り出されて境内の清掃はもちろん、社殿、末社、社務所の掃除を実施。1か月分の塵や埃は、そりゃもう大変な量で、参道脇に火を起こして半日、燃やし続けてようやくかたがつくくらい。
午前中は雨という予想だった。だからカッパを着て作業に来た人もいたが、ところがどっこい、晴れてしまってこれが暑いのなんのって。ワシャは一応、速乾性のアンダーに綿のシャツを着てジーパンで作業をしていたんだけど、まぁビショビショですわ。全身水浸し状態でした。着替えを持っていたから良かったものの、カッパのオジサンは帰ってしまった。
残っているメンバーの内、何人かは近所なので自宅に戻って着替えられるけれど、ワシャはちょいと遠いものだから、車のトランクに着替え一色を積んでおいて、車の中で着替えたんですわ。
そんなことはどうでもいい。月並祭を終えて自宅に帰ると、な、な、なんとリビングの温度計が34.8度を示しているではあ~りませんか。あわててエアコンを入れましたぞ。
午後は、お彼岸であるので、花や線香をもって「ワルシャワ家先祖代々の墓」のお参りにゆく。昼前くらいから雨が降り出したが、午後4時の墓参には太陽が顔を出してくれた。雨のせいでちょいと涼しくもあり、神妙に般若心経を唱えることができたのだった。
そして夜である。自宅のトイレの便座に掛けた。「冷やっこ~!」と尻を上げてしまった。夏の間、ずっと便座温度を「切」にしたあったのだ。ううむ、秋だのう。
智慧の足らぬマスコミは、「地球温暖化」、「気候変動」などと大衆を脅かすけれど、昭和37年に発行された『暮らしの中のことわざ辞典』(集英社)にも見出しに掲げた「暑さ寒さも彼岸まで」が載っているぞ。さらに言えば、ことわざであるから、この言葉はそれこそ江戸期から言われている。
おい、マスコミ、江戸時代にどれだけのCO2を排出していいたんだい?江戸期には寒冷な時代もあって凶作で大変だった。それでも「暑さの果ても彼岸まで、寒さの果ても彼岸まで」と庶民は言ってきたのだ。
この一点だけをとっても地球が熱くなっているなど嘘のコケである。とにかく狂暴な支那に石油のシーレーンを塞がれる前に、オーストラリアからの石炭を使った石炭火力の充実をはからなければ日本はホントに干上がるぞ。
これが盆暗政治家どもにはまったく分からないようだから、日本は終わっている。
昨日の新聞に文芸評論家の福田和也さんの訃報が載っていた。享年63歳とはまだまだお若い。これから活躍してくれると思っていたのだが、残念だ。
福田さんの本は何冊か所蔵している。どれも健全な保守的意見で、楽しく読ませてもらった。
平成14年に出版した『総理の値打ち』(文藝春秋)はおもしろかった。歴代首相が伊藤博文から小泉純一郎まで個々に採点がしてある。小泉パパ、100点満点の29点なんですよ(笑)。戦後では岸信介81点、佐藤栄作72点、戦中では鈴木貫太郎71点、ダントツのトップは伊藤博文の91点だった。このあたりの評価もワシャと似ているから、福田さんの書籍は肌に合った。
できれば小泉以降の安倍、福田、麻生、鳩山、菅直人、野田、菅義偉、岸田についても点数をつけてほしかった。ちなみにワルシャワがつけると、安倍68点、福田30点、麻生31点、鳩山17点、菅直人16点、野田30点、菅義偉41点、岸田37点とした。福田、麻生はかなりおまけをした。鳩山は近衛文麿と同点とした。菅直人はねぇ・・・。岸田については師匠の宮澤喜一が38点だったので同程度としたが、実際にはもっと低いと思う。菅直人とどっこいかもね。
後半は彼岸に逝かれた作家の話から首相の話題になってしまったが、こんどの自民党総裁選は選択を誤ると菅直人以下の首相が誕生するかも。これは恐い。自民党の阿呆踊りを注視し続けよう。